2014年06月12日

ふくざと歯科医院 健康豆知識 ~ピロリ菌~

前回のお話の続きですが、ピロリ菌とはいったいどんな菌なのでしょうか


ピロリ菌は、人の胃から発見された最近で、数本のべん毛と呼ばれる器官を持っているのが特徴だそうです。
主に、体の免疫機能がまだしっかりできていない子供のころに感染するといわれています。
菌自体はとても弱いのですが、感染していったん胃の中に入ってしまうと、粘膜に侵入しアンモニアを生産し、
その状態が続くと炎症を繰り返し慢性の異炎になります。
胃がんの発生と深く関連しているのは、ピロリ菌によって胃の粘膜が破壊され、
組織が元の正常な状態に戻れなくなった「萎縮性胃炎」だそうです。


そんな、放置しておくと恐ろしい病気の原因となるピロリ菌
そのピロリ菌の除菌が保険適応になったのは大変うれしいニュースです。
虫歯もピロリ菌も早期発見早期治療が第一です。
少しでも胃に不安のあるかたは、専門の医療機関での検査をお勧めいたします。

ピロリ菌は早期発見&早期治療しましょう



Posted by ふくざと歯科医院 at 22:39│Comments(0)
 
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