2018年03月10日

中高年の歯肉炎放置

中高年で歯を失う原因に


歯肉炎がある子供の割合は年齢とともに増えますが、特に小学校高学年から中学生のいわゆる思春期に大きく増加します。
これは、思春期の身体の変化によってホルモンバランスが変わることや、中学生になって生活が大きく変わることなどが影響しています!
歯肉炎は、不十分な歯みがきによって溜まった歯垢が原因で生じる病気です!
歯茎が赤く腫れる
歯磨きの時に血が出る
などの症状が現れますが、通常は痛みもなく、歯がグラつくこともないので食事には支障はありません。
しかし、放置すると間違いなく本格的な歯周病に進行します。
そうなると、晴れや出血などの症状がひどくなり膿がたまる痛みが出るなどして、最終的には歯が抜けてしまいます。そこまで進むのは長い年月がかかるので、一般的には気づきにくいのですが、中高年での歯を失う原因をたどっていくと、子供の頃に発症した歯肉炎に行き着くことも少なくないのです。
中高年に見られる軽症の歯肉炎は正しい歯磨きをすることによって、数週間程度の短期間に改善または治すことができます。
しかし、この正しい歯磨きというのは意外と難しいものです。ブラッシングが自己流になっていたり、磨き残しに気がついてなかったりするからです。
歯茎の健康を保つためには「かかりつけの歯科医院」で正しい歯磨きの仕方を教えてもらうことや、定期検診を受けることが大切です。



Posted by ふくざと歯科医院 at 15:40│Comments(0)
 
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